ロシアンドラフツのルール(シャシキ)
ロシアンドラフツはロシア語でシャシキと呼ばれ、アメリカンチェッカーと同じ8x8の盤と各12個の駒を使いますが、取りがはるかにダイナミックです。マンは後ろ向きにも取れ、キングは斜めの筋全体を飛び、取りの途中でキングになったマンはキングとして跳び続けます。以下は、このサイトで採用している完全なルールと、コツ、よくある質問への回答です。
このサイトで遊ぶ
メニュー(☰)を開き、「ルール」で「ロシアン」を選びます。ロシアンルールで新しいゲームが始まり、コンピュータとも、同じ画面で友だちとも対戦できます。
ルール
盤と初期配置
盤と初期配置はチェッカーと同じで、32個の暗いマスと、手前3列に並べた各12個の駒を使います。ロシアンドラフツでは伝統的に白が先手です。このサイトでは8x8のバリエーションすべてで同じ盤と色を使うため、あなたは下側の黒で先手になります。どちらが先手でも、指し方のルールは変わりません。
駒の動き
マンは斜め前に1マス進みます。キングは1手で斜めの筋に沿って、前でも後ろでも空きマスをいくつでも進めます。これをフライングキングと呼びます。
取り
- マンもキングも取りは義務です。
- マンは前向きにも後ろ向きにも取れます。隣の相手の駒を跳び越え、その後ろの空きマスに着地します。
- フライングキングは離れた位置から取れます。間のマスが空いていれば、斜めの筋の何マスか先にある相手の駒を跳び越え、取った駒の先の好きな空きマスに着地できます。
- 連続取りは最後まで続けなければならず、取る駒はジャンプの合間に向きを変えられます。
- 取り方が複数あるときは、どれを選んでもかまいません。ブラジリアンや国際式のドラフツと違い、最も多く取る必要はありません。
- 取った駒は手が終わるまで盤上に残り、同じ駒を2回跳び越えることはできません。そのため、除かれるのを待っている駒が取りの経路の続きをふさぐことがあります。
キング昇格
最奥列に着いたマンはキングになります。取りの途中で最奥列に着き、さらに取れる場合は、ただちにキングとしてキングの長距離ジャンプで取り続けます。昇格で手番が終わるアメリカンチェッカーとの、最も大きな違いの1つです。
勝ちと引き分け
相手の駒がなくなるか、相手が動けなくなれば勝ちです。ロシアンの大会ルールには、キング3個対1個のような一部の終盤について特別な引き分け規定があります。このサイトではそれを適用せず、ほかの8x8ゲームと同じカウンターを使います。取りもキング昇格もないまま双方40手で引き分けです。
アメリカンチェッカーとの違い
| ルール項目 | アメリカン | ロシアン |
|---|---|---|
| 盤 | 8x8 | 8x8 |
| 片側の駒数 | 12 | 12 |
| 取りは義務 | はい | はい |
| 始めた連続取りは最後まで | はい | はい |
| マンが後ろ向きに取れる | いいえ | はい |
| フライングキング(何マスでも移動) | いいえ | はい |
| マンがキングを取れる | はい | はい |
| 最多取りの義務 | いいえ | いいえ |
| その他の取りの優先順位 | 自由に選べる | 自由に選べる |
| 取りの途中でマンが最奥列に到達 | キングになり手番終了 | キングになり、キングとして取り続ける |
| 取った駒を盤から除くタイミング | すぐに除く | 手の終了時に除く |
戦略のコツ
- 背後に注意しましょう。チェッカーなら安全な駒も後ろから取られることがあるので、毎手、双方の後ろ取りを確認します。
- 相手のキング昇格はほぼどんな代償を払っても防ぎましょう。フライングキングは斜めの筋全体を支配し、特に序盤では複数のマンに匹敵することがよくあります。
- 長い対角線を押さえましょう。盤で最も長い対角線にいるキングは届くマスが最も多く、閉じ込められにくくなります。
- 取りは長さではなく、取ったあとの局面で選びましょう。最多取りの義務がないので、駒のまとまりを保つ短い取りのほうが長い取りより良いことがよくあります。
- 取った駒を除くタイミングのルールを利用しましょう。跳び越えた駒は手が終わるまで盤上に残るので、相手の長い連続取りは自分が取った駒に途中で止められることがあります。取りが自分の駒の隣で止まるような形を作りましょう。
- 駒をつなげておきましょう。陣形のすき間は前からも後ろからも取りを招きます。
よくある質問
ロシアンドラフツでは最も多く取らなければなりませんか?
いいえ。取りは義務ですが、取れる駒が少ない取り方も含めて、どの取りを選んでもかまいません。連続取りを始めたら最後まで続けます。
ロシアンドラフツでマンは後ろ向きに取れますか?
はい。マンは前にしか動けませんが、取りは前にも後ろにもできます。
フライングキングとは何ですか?
斜めの筋に沿って空きマスをいくつでも進め、離れた相手の駒を取って、その先の好きな空きマスに着地できるキングです。
取りの途中でマンが最奥列に着いたらどうなりますか?
すぐにキングになり、取れるならキングとして同じ取りを続けます。
ロシアンドラフツの先手はどちらですか?
伝統的には白です。このサイトでは、どの8x8ルールを選んでも、あなたが下側の黒で先手になります。指し方のルールは変わりません。
ほかのルール
- アメリカンチェッカー8x8、マンは前進のみ、キングは1マス、取り方は自由に選べる。
- ブラジリアンドラフツ8x8、マンは後ろ向きにも取れる、フライングキング、最も多く取る義務。
- スペイン式ドラフツ8x8、マンは前進のみ、フライングキング、まず最も多くの駒を取り、次に最も多くのキングを取る。
- イタリア式ドラフツ8x8、キングは1マス、マンはキングを取れない、厳しい取りの優先順位。
- チェコ式ドラフツ8x8、マンは前進のみ、フライングキング、キングが取れるならキングで取る。
- 国際式ドラフツ10x10、各20個、マンは後ろ向きにも取れる、フライングキング、最も多く取る義務。
- 取りが任意のチェッカーどの8x8バリエーションにも使えるハウスルール:取りを見送って通常の手を指せます。
- チェッカーのルールとバリエーション一覧チェッカーのルールとバリエーション